2018年3月16日金曜日

飲食業界はブラックっていわれているけど、どうなの?

こんばんは

世間一般の方に「飲食業」の仕事ってどう思うか聞いてみると、
恐らく「ブラック」という答えが返ってくる事が多いかと思います。

長時間拘束、公休が取得できない、上司からのハラスメント、
バイトがらみのストレス等々
ブラック的要素は、結構あるものです。
しかし、ホントに「ブラック」なんでしょうか!?

ブラック企業の定義
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど
企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
公には、定義づけされていないのですが、わかりやすくいうと、
上記3点なのかなって思います。

こんな事いうのもなんですけど、上記3点の観点からいうと、
間違いなく「ブラック」ですね(笑)

ブラックって言葉の意識の違い
では、何故飲食業界で仕事している人がいるのでしょうか?

私が飲食業界に足を踏み入れた20数年前、
今風の言葉で言えば「ちょーブラック」って感じでした。
私が入社したのは大手の外食企業で、その会社ですら、そんな感じだったので、
他の飲食店は「スーパーブラック」=「漆黒の闇」だったに違いありません(笑)

ここ数年で「~ハラスメント」なんて言葉が横行していますが、
実は、受け手が主体の言葉なんです。
セクハラにしても、パワハラにしても、
被害を受けた人が、そう思うか思わないかで、変わってきます。
ブラックという言葉も、そこで働く人がそう思うか思わないかです。

仕事というものが自分の人生の中にどう位置づけしているかによっても
変わってきます。
残業ゼロなんていいますけど、
お金を稼ぎたい人は、残業して稼ぎたいと思うでしょう?
休みに出勤してでもお金稼ぎたいと思う人もいるでしょう?

そうなんです、人により価値観は当然違うので、
当然定義も曖昧になってくるのです。

会社のイメージが「ブラック企業」となってしまうと、
その会社は、大ダメージです。
それでも、その会社で働く人がいて、就職する人がいるんです。

会社というのは、人の集合体である以上は、
色々な価値観を持った人がいるのが当たり前です。
「ブラック」云々言う人は、大抵会社の外の人たちです。
でも、実際中で働いている人は、外の人が思っている程、
ブラックって思っていなかったりするものなのです。

飲食業界でなくたって、
会社にはブラックな要素はいっぱいあります
飲食業界でなくても、長時間拘束されるとか、
サービス残業があるとか、パワハラがあるとか・・・
当然あるかと思います。
残業ひとつとってみても、就業時間内に終わらせらない量ならしょうがないけど、
タラタラと仕事してないなら、残業代は払いたくないですよね。
これ、一般企業も同じ事だと思います。

ただ、キャパオーバーの仕事をさせているのかを、証明する事は
とっても難しい事です。
結局、仕事なんで、どこでもある事だと思っています。
なんで、飲食業界がこんなにまで、「ブラック」ていわれるのか理解に苦しむのですが、
まだまだ、一般の企業に比べて、
「ブラック」脱出って事考えてる人が少ないんだろうなぁ~って思います。
飲食業界は、今後、人不足に悩まされるだろうって、
ここ数年いわれ続けてます。
でも、この部分を改善する努力を惜しまなければ、
会社の先はないんではないかと思います。

それでは

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