2018年3月21日水曜日

声をだす事は、実はリーダーシップを身につける為の入口なんです。

こんばんは

飲食店のピークタイムは、限られた人員が最大限に能力を発揮しても、
お客様のタイミングと店舗のタイミングが合わなければ、
想像を絶する程、ハードになります。
ましてや、人員が常に不足状態の店舗であれば、なおさらです。

そんな中で、陣頭指揮をとり、店舗の運営をスムーズにするために、
指示を出したり、自ら行動するのが、店長を含めた社員の仕事といえます。

社員はオペレーションの中心にいなければならない。
飲食店で、仕事をしていく以上は、このピークの時間は避けて通れません。
ピークタイムの運営次第で、その日の売上げが大きく変わってしまいます。

よく、ピークタイムでメンバーの中に埋もれて作業に没頭し、
存在感ゼロになってしまう、副店長や社員に遭遇しますが、
これは、駄目。
以前店舗でNo1であることの必要性とは?の記事でも述べたとおり、
オペレーション力が足りていない証拠だからです。

本当にオペレーション力がある人(「強い人」ってこの業界では言います)は、
ピークタイムこそ、自分の力量の見せ場って思っているので、
ここぞとばかり目立ちます。
自然と、ピークタイムを仕切る事になり、アルバイト達からも、
頼られる存在となっていきます。

リーダーシップのきっかけは、ピークタイムから生まれる。
そうなんです、
ピークタイムという、店舗の営業時間の中からしたら、
2~3時間の時間で、目立つ事が出来れば、
アルバイト達に存在感をアピールする事ができ、
自然とリーダシップが取れる様になってきます。

以前、アルバイトは社員であろうと、
自分よりオペレーションが「強い」か「弱い」かで、
力関係を考えています。
ピークタイムで目立つということは、
それだけで力関係で優位に立てるという事は理解できるかと思います。

実は飲食店は体育会系なんです
オペレーションに自信のない人はどうしたらいいでしょう?
飲食店の大元は、体育会系にありがちな「根性論」があったりします。
根性論を嫌う方々もいますが、私は、それを否定するつもりはありません。
根性論だけで、店舗運営をするのはどうかと思いますが、
やはり、本流では「根性論」は存在しています。

体育会系の部活やサークルに所属した時、
最初にやること(やらされること?)ってなんですか?
「声だし」だったりしませんか?

仕事が出来ないなら、出来ないなりに出来ることをする。
これ、社会人の基本です。
オペレーションに自信がなくても、
声を出す事なら、出来ますよね?
だったら、オペレーションに自信のない方は、
声をだす事を頑張ってみてはいかがでしょう?
声を出すことで、ピークに溺れて、落ち込んでいく気分が
少しだけ、解消されます。
そして、周りのアルバイトスタッフ達にも、
一生懸命さが伝わります。

何より、アルバイトスタッフが真剣にあわてていて、
笑顔一つない店舗より、
から元気でも大きな声が出ている店舗の方が、
利用して気持ちいいかと思います。

そしてアルバイトスタッフ達は、あなたの大きな声の力で、
どんよりした気分が救われるかもしれません。

私は常々、「店舗の雰囲気は、スタッフの気分の現れ」だと、
副店長や社員に伝えています。
店舗をいい雰囲気にするためには、
元気の良い「声」がキーワードになるのです。

それでは

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