2018年3月30日金曜日

あなたの店長は魅力的ですか?あなた自身は魅力的に振舞ってますか?

こんばんは

私は、初めて店長という職務についてから、
もうかれこれ20年以上になります。
今の部下達は、私が若い頃に比べて、
店長になりたいという意欲があまり感じられない様な気がします。

そりゃそうだ。
責任ばかり重くて、ただでさえ人員不足の飲食業界です。
人員不足による、シフトの穴は店長が埋める、
当然休みも自由には取れないし、拘束時間も長い。
そして、給料は!?
仕事の割りにあまり良くない。
店長には、店長手当てが出る替わりに、残業手当がない会社も多いと聞きます。
それだったら、責任も重くなく、仕事もアルバイト達とさほど変わらない、
副店長や、一般社員でいいや~って思ってもおかしくない。

店長になってみないとわからない事はたくさんあります。
店長という立場からの景色を見ずに、店長にならなくても良いと考えるのは、
どうなんだろう?
たぶん、下の立場から見たら、
店長ってつらいだけなんだろうな~って思っている方が大多数なんだと思います。
「部下は上司の背中を見て育つ」って、よく言いますが、
現職の店長の背中は悲壮感に満ちているのでしょう。
これが、店長になりたくないと思う一番の理由なんでしょう。

まずは、現職の店長が、「店長職の魅力や面白さ」
部下達に伝えなければならないと思っています。

私自身20年も店長しているので、少しは店長職の魅力を語れるかもしれません。

1つめは、
アルバイト達に頼りにしてもらえる事
えっ?そんな事?って思うかも知れませんが、
店長になると、「店長」っていやになるくらい呼ばれます。
副店長時の3倍くらい、名前を呼ばれます(笑)
部下達に頼られる事は、「承認欲求」を満たしてくれます。

2つめは、
店長という職務権限で、店舗を好きな様に出来る。
自分の考えを理解させる為には、
有無も言わせないオペレーション力があるか、権限を利用するしかありません。
アルバイト達にものを言って、思い通りの店舗を作るためには、
店長という権限は絶対必要なんです。

3つめは、
自分が育てた部下の成長をライブで見届けられる
店長の職務で、最も重要なのが、部下の育成です。
自分が教えた部下達が、自分が教えたとおりに働いてくれる。
今まで自分がしていた作業を、部下達がやってくれる。
これぞ、部下の成長を実感できる時なんです。
そして、どんどん仕事を吸収して、成長していく部下の姿を見ることは、
実に気持ちがいいものなんです。

以上の3点が、
店長という立場に立たないと、見えない景色なんです。
他にもいっぱいあるけどね(笑)
私は「職場の雰囲気が、店舗の雰囲気を決める」という考えの
持ち主なので、常に余裕を持って、極力笑顔で振舞えるように心がけています。
アルバイトから「大変ですね」っていわれても、
「余裕」って答える様にしています。
ホントは結構辛かったりする事もありますが(笑)

感じ方は、人それぞれですが、
私は、私の背中を見ている部下が、店長になりたいって思ってくれたら、
ホントに嬉しいので、そうなる様に努力しています。
停滞している組織は、これが出来ていない事が多いです。

副店長や一般社員の方は、
店長になる前に、部下やアルバイトに対し、
こう振舞えば楽しそうに見えるとか、
充実してるように見えるという視点で、
自分の行動を振り返ってみるのも良いかも知れません。

それでは

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