2018年3月17日土曜日

店舗でNo1であることの必要性とは?

こんばんは

私は店舗で出会う部下達にいつも同じ事を言っています。
それは
 「接客・調理においては、
 店舗でNo1を目指しなさい!!」
飲食店は、店長や社員あろうと、新人アルバイトであろうと、
接客や調理に変わりはないお仕事なんです。
そして、飲食店は店長を含めた社員よりも、
アルバイト達の方が人員も多いし、労働時間も当然多いのです。
だから、いかにアルバイトを動かして、店舗を運営するかが、ポイントになってきます。

店長を含めて、社員の仕事は
「ヒト・モノ・カネ」の管理といわれています。
さて、この3つの中で一番管理の難しいのは、どれでしょうか?

答えは
「ヒト」です。
何故だかわかりますか?
「モノ」と「カネ」には意思がありません。
つまり、「モノ」と「カネ」に文句を言われる事は、
絶対にありません。だから、そこに対しての仕事は管理するだけで良いのです。
だけど、「ヒト」はそういう訳にはいきません。
「ヒト」には意思があるからです。
人を動かすためには、その人を動かす為の動機が必要です。
アルバイト達は、どういった動機で仕事をするのでしょうか?

店長は、店長という役職があるため、
命令されれば、選択肢は従うの1択しかありません。
もし、命令に従わなければ、アルバイト達は、
シフトに入れてもらえなくなったりするのが理解できるから、
当然、従うしかありません。注)常識の範囲内の話ですよ(笑)

では、副店長以下の社員さんはどうでしょう?
実は、飲食店に限らず、働く人の心理は、
立場上の上下関係より、実力の上下関係で物事を見る習性があるのです。
 自分より仕事ができる人のいう事は聞くけど、
 できない人のいう事は聞かない。
この心理を理解できる方は多いかと思います。

本人が出来ていない事を、「やれ」といわれても、
部下は「自分が出来ていないのに「やれ」っていわれてもねぇ~」となるのは、
当然の結果です。
これが許されるのは店長という役職のある人だけなんです。
今では、それでもシカトされる店長もいますけどね(笑)

では、どうしたらいいのか?
答えは実にシンプルです。
そのアルバイト達より、接客や調理のレベルが
上回れば良いのです。

アルバイト達と社員の関係は、
仕事という共通点から結ばれています。
だから、解決策はその部分で、まず勝つ事が最優先となります。
それは、スピードかもしれないし、
クォリティーかもしれません。
そういった事に対する、努力しているという姿勢なのかもしれません。

私は、店長という立場にいるので、
アルバイト達からの愚痴をもらう事も多々あるのですが、
最近の若い社員(20代前半くらい)は、出来ていないのに、
「やれ」という方が多いような気がします。
自分がアルバイト達にどういう風に見られているのか、
あまり意識していないし、そもそもアルバイト達の仕事に
興味を持っていない様に感じます。

アルバイト達に興味がない人に、店舗の運営は正直できません。
アルバイト達で成り立っている業種なんだから、
そんな事当たり前ですよね?

ところで、これを読んでいるあなたは
店舗でNo1ですか?

少し考えてみてくださいね~

それでは

2018年3月16日金曜日

飲食業界はブラックっていわれているけど、どうなの?

こんばんは

世間一般の方に「飲食業」の仕事ってどう思うか聞いてみると、
恐らく「ブラック」という答えが返ってくる事が多いかと思います。

長時間拘束、公休が取得できない、上司からのハラスメント、
バイトがらみのストレス等々
ブラック的要素は、結構あるものです。
しかし、ホントに「ブラック」なんでしょうか!?

ブラック企業の定義
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど
企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
公には、定義づけされていないのですが、わかりやすくいうと、
上記3点なのかなって思います。

こんな事いうのもなんですけど、上記3点の観点からいうと、
間違いなく「ブラック」ですね(笑)

ブラックって言葉の意識の違い
では、何故飲食業界で仕事している人がいるのでしょうか?

私が飲食業界に足を踏み入れた20数年前、
今風の言葉で言えば「ちょーブラック」って感じでした。
私が入社したのは大手の外食企業で、その会社ですら、そんな感じだったので、
他の飲食店は「スーパーブラック」=「漆黒の闇」だったに違いありません(笑)

ここ数年で「~ハラスメント」なんて言葉が横行していますが、
実は、受け手が主体の言葉なんです。
セクハラにしても、パワハラにしても、
被害を受けた人が、そう思うか思わないかで、変わってきます。
ブラックという言葉も、そこで働く人がそう思うか思わないかです。

仕事というものが自分の人生の中にどう位置づけしているかによっても
変わってきます。
残業ゼロなんていいますけど、
お金を稼ぎたい人は、残業して稼ぎたいと思うでしょう?
休みに出勤してでもお金稼ぎたいと思う人もいるでしょう?

そうなんです、人により価値観は当然違うので、
当然定義も曖昧になってくるのです。

会社のイメージが「ブラック企業」となってしまうと、
その会社は、大ダメージです。
それでも、その会社で働く人がいて、就職する人がいるんです。

会社というのは、人の集合体である以上は、
色々な価値観を持った人がいるのが当たり前です。
「ブラック」云々言う人は、大抵会社の外の人たちです。
でも、実際中で働いている人は、外の人が思っている程、
ブラックって思っていなかったりするものなのです。

飲食業界でなくたって、
会社にはブラックな要素はいっぱいあります
飲食業界でなくても、長時間拘束されるとか、
サービス残業があるとか、パワハラがあるとか・・・
当然あるかと思います。
残業ひとつとってみても、就業時間内に終わらせらない量ならしょうがないけど、
タラタラと仕事してないなら、残業代は払いたくないですよね。
これ、一般企業も同じ事だと思います。

ただ、キャパオーバーの仕事をさせているのかを、証明する事は
とっても難しい事です。
結局、仕事なんで、どこでもある事だと思っています。
なんで、飲食業界がこんなにまで、「ブラック」ていわれるのか理解に苦しむのですが、
まだまだ、一般の企業に比べて、
「ブラック」脱出って事考えてる人が少ないんだろうなぁ~って思います。
飲食業界は、今後、人不足に悩まされるだろうって、
ここ数年いわれ続けてます。
でも、この部分を改善する努力を惜しまなければ、
会社の先はないんではないかと思います。

それでは

2018年3月14日水曜日

どうしたら、店長に認めてもらえるのでしょうか?

こんばんは

「自分頑張ってるのに、なかなか認めてもらえない」って思っている方は
多いのではないでしょうか?
どうしたら、店長に認めてもらえるのか、考えてみましょう。

出来る人は、言い訳をしない
仕事を進めていく中で、店長に注意されたり、
怒られたりする事は多々あるかと思います。
そんな時に、自分を防衛する意味で言い訳していたりしませんか?

実は、店長は言い訳が欲しくて、注意をしている訳ではありません。
要するに出来るようになるための指導をしているのです。
だから、言い訳をされればされる程、だんだん腹が立ってきます(笑)
そーすると、もっともっと怒られる破目になります。

出来る人は、店長の注意が指導だという事を十分理解できている為、
「はい、わかりました。注意します」の一言で終わります。
また、出来る人ほど、その時の表情はちゃんとしているものです。

出来る人は自分の力量を自己分析できている
出来る人ほど、自分の力量を自己分析できています。
冒頭の「自分頑張ってるんだけど、認めてもらえないなぁ」って思っている方。
これは、店長からみたら、頑張っていない。
もしくは、頑張りどころが間違っているの2択しかありません。
店長は、何を期待しているのか?考えてみた事ありますか?
実は、上記のような事を言う人に限って、
店長の求める事など、一切考えずに一人よがりなことが多いです。
いわゆる自己満足ってやつ。
それじゃ認めて貰えないって事、理解出来ますよね。

出来る人は、必ず期限内に仕事を終わらせる
社会人としての基本です。
依頼された仕事は、期限内に終わらせる。
提出物なら、完全記入。これ常識です。
でも、意外と出来ていない人って多いもんです。
でも、出来る人は期限を意識して取り組むことが出来るので、
いわゆる、段取りってやつね。
期限オーバーなんて、絶対にない。
段取り力は、飲食の仕事には欠かせない能力の一つ。
こういう人は他の仕事も絶対に早いです。

上記に上げた3点を意識して行動してみてください。
必ず、少なからず店長から最近変わったなぁ~っていわれます。

まとめ
①言い訳は禁物
店長の注意や叱責は、自分の出来ない事への指導だと考える。
②自分の能力を的確に自己分析
店長が自分に対して、何を求め、どんな結果を求めているのか考える。
③仕事は、期限内に
期限から逆算した、段取り力は飲食には欠かせない能力の一つ。


それでは、頑張っていきましょう。