こんばんは
「名プレイヤー、名監督にあらず」って言葉ご存知ですか?
現役選手時代、華やかでスターだった人が、
いざ監督になった時、現役時代程、成果が出せない事を表している言葉です。
実は、この言葉、社会の組織でも同様な事なんです。
特に飲食業界は、すごく当てはまることだと思っています。
さて、名監督になる為の条件って何でしょう?
それは、人望や指導力、統率力、決断力が、他人より秀でている事だと思います。
これって、飲食業界で求められる、店長像と同じですね(笑)
私自身、店長の最重要任務は、売上や利益を上げる事はもちろんなんですが、
その為に必要な事は、人材の育成だと思っています。
要するに教育力や指導力が重要ということ。
名プレイヤーが名監督になれないといわれていますが、
名プレイヤーでも、名監督になっている人はいます。
どこでその違いは生まれるのでしょうか?
華やかなスタープレイヤーでも、2種類に別れます。
ひとつは天才肌といわれるタイプ。
才能がそもそもあり、練習とかの努力をしなくても、
成果を上げる事のできる人。
もうひとつは、努力タイプ。
ひたすら、人以上に練習をして、努力して、
スターになった人。
天才肌の人は、別段努力する事なく仕事をこなせる能力を持っています。
全く羨ましい限りですが、その分努力の過程がありません。
逆に、努力タイプは、努力に努力を重ね、
一つ物事を達成する為に、試行錯誤を繰り返した末に、
自分の型にしている人、つまり、そこにたどり着くまでに、
様々な経験をしているのです。
話を飲食業界に戻すと、前者と後者、
どちらが、名店長となれるでしょうか?
店長の最重要任務は、教育力や指導力であるならば、
当然、後者になります。
人にものを教えるためには、自分自身の経験値がものをいいます。
仕事が出来なかった経験があるからこそ、
出来ない人の心理や、悩みやポイントが、
自分の経験からわかり、指導するポイントを押さえた、
教え方が出来るからです。
天才肌の人は、正直経験が少ないので、
出来ない人の心理が理解できないので、
指導する事は出来ないのです。
今、副店長で店長を目指している方がいるのなら、
経験をたくさん積んでください。
私は部下に、
「今は経験を積む時期で、これを行うと、
こういう結果になるという、プロセスを学ぶ時期。
だから、どんどん挑戦しなさい。
失敗が許されるのは、副店長の特権だよ」って話をします。
教育力は経験値の量と必ず比例します。
がんばりましょう。
それでは
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あなたの店長は魅力的ですか?あなた自身は魅力的に振舞ってますか?
声をだす事は、実はリーダーシップを身につける為の入口なんです。
スムーズに仕事をしたいなら、まず自分の動きの中の無駄な部分を無くせ!!
飲食店長暦20年、飲食店で働く人が店長になりたいと思う気持ちに、少しでもこたえられるような記事を発信していこうと思い、ブログ開設してみました。よろしくお願いします。
2018年4月15日日曜日
2018年4月12日木曜日
副店長の役割は?店長補佐ではありません。行動の結果が店長補佐となるのです。
こんにちは
副店長ってどんな仕事をする人なんでしょうか?
今店長でいる人達の大多数は、副店長という立場を経験しているかと思います。
勿論、私自身も副店長を経験して、店長になっています。
店長のお仕事に関しては、割と具体的になっていたりしますが、
副店長に関しては、物凄く曖昧な感じがします。
それは、店長によって副店長に求める事に差があるからだと思います。
ここからは私の考える、副店長の役割です。
店長によって、優先される考え方が違うので、
これが正しいという訳ではありません。
正解のない事なので、あしからず。
まず第一に、
副店長は「次期店長候補」であるという事。
店長のお仕事は、店舗の総責任者であり、
店舗における、数値や作業、人の管理等、
全てにおいて、精通していなければならないと考えています。
店舗で発生する全ての事に精通するための、準備期間なんです。
以前、書いた事なのですが、
店長が管理するのは「ヒト・カネ・モノ・情報」の管理と言われています。
これら管理すべき項目を学んで、習得するのが、
次期店長候補たる副店長の大命題となります。
さて、これら管理していかなければならない項目で、
一番難易度が高いものはなんでしょうか?
答えは「ヒト」
ヒトには意思があり、仕事を「やる」「やらない」を選択出来ます。
ここが管理する上で、一番重要なポイントになってきます。
どうしたら、仕事してくれるかな?って常々考えなければなりません。
私が考える、第2の役割はその事についてです。
店舗オペレーションは
店舗内で1番のクォリティーを持つという事です。
以前の記事でも述べていますが、
アルバイト達と社員の一番のつながりは、仕事なんです。
つまり、お客様にかかわる仕事は、店長であろうと、アルバイトであろうと、
全く同じというのが飲食業界の特徴なんです。
飲食店の組織というのは、建前上は三角形のピラミッドですが、
アルバイト含めたそこで働く従業員の中では、
「弱肉強食」の世界で、
オペレーションが強い人が頂点に立っているものなのです。
私がよく副店長に、
「人間の身体に例えると、
店長は脳、副店長は心臓」って話します。
副店長は店舗運営においては、原動力の中心にいなければいけない。
この考えに基づけば、やはり店舗No1のオペレーション力が
必須である事が理解出来るかと思います。
店長は店舗の運営の方向性を決める舵取り役、
その為には、色んなアイデアを捻出したりする業務の方が重要になってきます。
副店長は、店長の考えを現場レベルに落とし込む役割、
落とし込み方は人それぞれですが、
長年現場を見ている私からすると、落とし込みが上手に出来る人は、
大体オペレーションは強いものなんです。
詳しくは店舗でNo1であることの必要性とは?の記事で…
私が求める副店長像は、この2点に凝縮されています。
後もう一つあるとするなら、
店長になったら聞く相手がいなくなるということ。
それこそ、質問は判断を求められる事が、尋常じゃないくらい多くなります。
その時の為に、
経験を多く積むことは勿論、
問題解決のプロセスを身につけて欲しい。
自分で、問題提起して、
その解決策を考えて行動するという事は、
店長になると、山のようにあるので、
そこに、免疫をつけておくためにも、
自発的な行動があると、なお良いのかもしれません。
まとめ
副店長の役割は、
副店長は次期店長候補
オペレーションは店舗でNo1
自発的な問題提起と解決行動
それでは
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副店長に関しては、物凄く曖昧な感じがします。
それは、店長によって副店長に求める事に差があるからだと思います。
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店長によって、優先される考え方が違うので、
これが正しいという訳ではありません。
正解のない事なので、あしからず。
まず第一に、
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店長のお仕事は、店舗の総責任者であり、
店舗における、数値や作業、人の管理等、
全てにおいて、精通していなければならないと考えています。
店舗で発生する全ての事に精通するための、準備期間なんです。
以前、書いた事なのですが、
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これら管理すべき項目を学んで、習得するのが、
次期店長候補たる副店長の大命題となります。
さて、これら管理していかなければならない項目で、
一番難易度が高いものはなんでしょうか?
答えは「ヒト」
ヒトには意思があり、仕事を「やる」「やらない」を選択出来ます。
ここが管理する上で、一番重要なポイントになってきます。
どうしたら、仕事してくれるかな?って常々考えなければなりません。
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店舗オペレーションは
店舗内で1番のクォリティーを持つという事です。
以前の記事でも述べていますが、
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つまり、お客様にかかわる仕事は、店長であろうと、アルバイトであろうと、
全く同じというのが飲食業界の特徴なんです。
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「弱肉強食」の世界で、
オペレーションが強い人が頂点に立っているものなのです。
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店長は脳、副店長は心臓」って話します。
副店長は店舗運営においては、原動力の中心にいなければいけない。
この考えに基づけば、やはり店舗No1のオペレーション力が
必須である事が理解出来るかと思います。
店長は店舗の運営の方向性を決める舵取り役、
その為には、色んなアイデアを捻出したりする業務の方が重要になってきます。
副店長は、店長の考えを現場レベルに落とし込む役割、
落とし込み方は人それぞれですが、
長年現場を見ている私からすると、落とし込みが上手に出来る人は、
大体オペレーションは強いものなんです。
詳しくは店舗でNo1であることの必要性とは?の記事で…
私が求める副店長像は、この2点に凝縮されています。
後もう一つあるとするなら、
店長になったら聞く相手がいなくなるということ。
それこそ、質問は判断を求められる事が、尋常じゃないくらい多くなります。
その時の為に、
経験を多く積むことは勿論、
問題解決のプロセスを身につけて欲しい。
自分で、問題提起して、
その解決策を考えて行動するという事は、
店長になると、山のようにあるので、
そこに、免疫をつけておくためにも、
自発的な行動があると、なお良いのかもしれません。
まとめ
副店長の役割は、
副店長は次期店長候補
オペレーションは店舗でNo1
自発的な問題提起と解決行動
それでは
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飲食業で、仕事が出来る人になる為の2つの大きなポイント
声をだす事は、実はリーダーシップを身につける為の入口なんです。
2018年4月10日火曜日
店長を目指すホントの理由とは?
こんにちは
本音で考えてみてくださいね。
皆さんは、本当に今すぐ店長になりたいですか?
何故こんな質問をするかというと、
私は、副店長や一般の社員に対して、勉強会で講師を担当している事は、
はじめまして~の記事で書いてあるかと思います。
大体こういった会合の後は、懇親会という名の飲み会があるのですが、
一緒に飲んでいる方々から、
「本当は店長なんてなりたくないんですよ~」って話をよくされます。
「何で?」って聞くと、
大体「責任だけめちゃくちゃ重くなって、
仕事量も増えるし、
人がいなければ身体張らなきゃいけないし・・・」
「正直、給料があまり変わらないのなら、
今の立場の方が楽ですよね~」って、
確かに一理あるかな~(笑)
正直、報酬から考えるなら、責任の重さと比例してはいないよね?
店長のステータスが、根性論みたいな感情論で済まされている傾向にあるのは、
否めない事実ですね。
これは、今後その会社が取組むべき案件。
ここを怠れば、店長になりたい人がいなくなってしまい。
そのレベルに達していない人達が、店長をやらされ、
店舗にとっては更なる悲劇を生むという、悪循環が出来てしまう。
そうなれば、会社を維持する事も難しくなってしまう。
こういった内容に同意はするものの、
私があえて、店長になった方がいいと思う理由を述べたいと思います。
飲食業界の人財は、流動性が高く、
長く一つの会社にいる人より、転々としている人の方が多い業界です。
ここで、一つ質問。
あなたは定年まで、今の会社に勤めますか?
私のざっくり予想ですが、
85%くらいの人が「いいえ」と答えると思っています。
独立して自分のお店を持ちたいという夢もあるでしょうが、
現実的に考えると、厳しい。
では、もう一つ質問。
あなたは転職を考えていますか?
これも、70%くらいは考えているんじゃないかな?
この二つの質問が、飲食業界の流動性を裏付けていると思っています。
さて、あなたの会社が、100店舗持っているチェーン店としましょう。
店長になる人は、100人いるのは容易に理解できますよね。
1店舗に社員3名くらいなら、店舗で働く人は、
店長含めて300名です。
店長より上の役職、100店舗を10店舗ごとに見るエリア長が10名、
その上の5エリアづつ見る、統括が2名、
さらにその上の営業部長が1名。
100店舗規模のチェーンでも、現場で働く人は313名になる訳です。
転職する際に、店長経験無しだと、
どういうことを意味するかというと、
全社員の3割にも入れない人たちという事を意味します。
あなたが企業の人事担当だった場合、
店長経験者と、未経験者。どちらを採用しますか?
勿論、年齢とか、重要な要素になってきますが、
30代半ばの人だったら、どちらを採用しますか?
今まで、私は、色んな人が辞めて行くのを見てきていますが、
必ず上に書いた様な事をお話します。
飲食業界に入ると、「まずは店長を目指してください」っていわれます。
要するに、そこが、組織人としてのスタートラインとなるからです。
色々、考える部分あるかと思いますが、
今、店長未経験で、転職を考えているなら(20代前半は別)、
もう一度考え直して、店長を目指してみてはいかがでしょうか?
それでは
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「正直、給料があまり変わらないのなら、
今の立場の方が楽ですよね~」って、
確かに一理あるかな~(笑)
正直、報酬から考えるなら、責任の重さと比例してはいないよね?
店長のステータスが、根性論みたいな感情論で済まされている傾向にあるのは、
否めない事実ですね。
これは、今後その会社が取組むべき案件。
ここを怠れば、店長になりたい人がいなくなってしまい。
そのレベルに達していない人達が、店長をやらされ、
店舗にとっては更なる悲劇を生むという、悪循環が出来てしまう。
そうなれば、会社を維持する事も難しくなってしまう。
こういった内容に同意はするものの、
私があえて、店長になった方がいいと思う理由を述べたいと思います。
飲食業界の人財は、流動性が高く、
長く一つの会社にいる人より、転々としている人の方が多い業界です。
ここで、一つ質問。
あなたは定年まで、今の会社に勤めますか?
私のざっくり予想ですが、
85%くらいの人が「いいえ」と答えると思っています。
独立して自分のお店を持ちたいという夢もあるでしょうが、
現実的に考えると、厳しい。
では、もう一つ質問。
あなたは転職を考えていますか?
これも、70%くらいは考えているんじゃないかな?
この二つの質問が、飲食業界の流動性を裏付けていると思っています。
さて、あなたの会社が、100店舗持っているチェーン店としましょう。
店長になる人は、100人いるのは容易に理解できますよね。
1店舗に社員3名くらいなら、店舗で働く人は、
店長含めて300名です。
店長より上の役職、100店舗を10店舗ごとに見るエリア長が10名、
その上の5エリアづつ見る、統括が2名、
さらにその上の営業部長が1名。
100店舗規模のチェーンでも、現場で働く人は313名になる訳です。
転職する際に、店長経験無しだと、
どういうことを意味するかというと、
全社員の3割にも入れない人たちという事を意味します。
あなたが企業の人事担当だった場合、
店長経験者と、未経験者。どちらを採用しますか?
勿論、年齢とか、重要な要素になってきますが、
30代半ばの人だったら、どちらを採用しますか?
今まで、私は、色んな人が辞めて行くのを見てきていますが、
必ず上に書いた様な事をお話します。
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今、店長未経験で、転職を考えているなら(20代前半は別)、
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