2018年4月18日水曜日

仕事と家庭、永遠の課題です

こんにちは

仕事と家庭。
どちらを優先させますか?

飲食業界で働く、家庭を持っている方なら、
誰でも考える事ですよね?
家庭を優先させたいが、
仕事をしないと、家族を養っていくための収入が減る。
両立するのは、永遠の課題かもしれません。

特に飲食業界の店舗の労働力は、
ほとんどが、アルバイトが主体となるため、
休みを取るにしても、シフトに入るアルバイト次第となるため、
急な出来事。
例えば、お葬式とか出産みたいな、いつ起こるかわからない事に対して、
急に休みを取る事は、至難の業だったりします。

私自身も、父が亡くなった時は仕事でした(もちろん葬式とか含めて休みましたけど)
娘の出産の時も、仕事で立ち会ってはいません。
悲しい事だけど、昔の飲食業界では、当たり前といえば当たり前でした。

今現在の飲食業界では、建前上は就業規則で休暇の申請が出来ますが、
実際の現場では、もうすぐって事に対して、
休みを申請する人は、ほとんどいないのが現状かと思います。

そんな業界ですから、家庭を最優先させようという事は正直言って無理です。
ただ、家庭を優先気味にする事は可能です。
要はバランスを取るということです。
仕事と家庭をシーソーに乗せたら、
平行を保っている状態にするという事。

飲食業界の人は離婚暦のある人が多い。
そういう私も離婚暦ありです(笑)
仕事優先の結果で、離婚する方も多数います。
バランスを取る為には、まず奥さんの仕事への理解が必要です。
だからという訳ではないでしょうが、飲食業界でうまく言っている夫婦は、
同業経験のある夫婦が多いものです。

店長になってしまえば、シフトの権限があります。
自分のお休みだって、アルバイトとの交渉次第でいくらでも取れます。
更に、店舗の組織をしっかり作る事で、
ある程度、フレックス制にする事も可能です(会社によるかもだけど)

だから、今結婚を考えている方がいるのなら、
店長になってからがお勧めです(笑)
成り立ては大変ですが、慣れてくれば、
店舗のシフトを自由に出来る権限は、ホントに大きい。
その分、家庭とのバランスも取りやすくなるんです。

私は今でもバランスを取る事に、
悩んでしまう事もありますが、
昔に比べればね~

それでは

関連記事
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飲食業界はブラックっていわれているけど、どうなの?
飲食店の正社員とアルバイトの違い
飲食チェーン店って結構特殊な環境だったりします。

2018年4月17日火曜日

やるべき事を、やらないの?出来ないの?

こんにちは

やるべき事をやらなかった経験ありませんか?
やるべき事をやらないのは、
 ①やり方を知らないから出来なかった
 ②やり方を知っていて出来るのに、やらなかった
結果として、出来ていない仕事は、
上記2点しか理由はありません。

①の場合は、やり方をそもそも知らないのだから、
相当賢い人でない限り、その仕事は出来ません。
ただ、仕事をする人として、問題があります。
それは、
「知らない事を知らないままにしている」事です。

会社という組織の中で、
上司は、
「聞かれない事は既に知っている、
もしくは出来る事」と認識しています。
会社は、学校と違って、お金をもらっている所なんです。
学校はお金を払っているのだから、教えてもらえるのは当然の事です。
だけど、仕事は違います。
自分から学びにいかなければならないのです。
新卒の社会人は、このギャップに耐えられなくて
仕事を辞めてしまう人も多いって聞きます。
初期研修などで、教えてくれる会社もありますが、
気持ちの切替が絶対に必要なのは容易に理解できるかと思います。

①の場合は、知識を仕入れて理解すれば解決します。
問題は②の場合ですよね~(笑)

私は、②の回答をする部下に対して
「罪」な事といっています。
出来るのにやらないのは、「サボり」と同じだからです。
しかも、それが上司からの指示された仕事ならなおさらです。
大体、やらないのは時間がないとか、いろんな言い訳が出てきますが、
本当の理由は、「その仕事をやる気がない」という事なのです。
自分のキャパを超えているから、最初から戦意消失してやらないかもしれませんが、
大体、上司は部下のキャパの範囲内で仕事を依頼するものです。
大方、その仕事をやるメリットを感じないとか、
やるだけ無駄な事だと思っているかでしょう。

さて、ここでも問題があります。
「報連相」の話でも触れていますが、
報連相が出来ない!!上司からみたらこれは・・・
お願いされた仕事に納得がいかない、もっといい方法があるなら、
上司に話をしなければなりません。
納得していないから仕事をやらない。
これがまかり通ってしまう様な会社に先はありません。

どちらにしても、上司から見れば、
基本となる「報連相」が出来ないという認識になってしまいます。
会社という組織内での評価は、決してリベラル(平等)ではありません。
そして、公平に評価をするとは言っても、
人が人を評価する以上は、偏りも当然出てきます。

早く店長になりたいのなら、
基本中の基本「報連相」はしっかり身につけておいてくださいね。

それでは

関連記事
副店長の役割は?店長補佐ではありません。行動の結果が店長補佐となるのです。
報連相が出来ない!!上司からみたらこれは・・・
あなたの店長は魅力的ですか?あなた自身は魅力的に振舞ってますか?
声をだす事は、実はリーダーシップを身につける為の入口なんです。

2018年4月15日日曜日

名プレイヤー、名監督にあらず~経験値と指導力は比例します~

こんばんは

「名プレイヤー、名監督にあらず」って言葉ご存知ですか?
現役選手時代、華やかでスターだった人が、
いざ監督になった時、現役時代程、成果が出せない事を表している言葉です。

実は、この言葉、社会の組織でも同様な事なんです。
特に飲食業界は、すごく当てはまることだと思っています。
さて、名監督になる為の条件って何でしょう?
それは、人望や指導力、統率力、決断力が、他人より秀でている事だと思います。

これって、飲食業界で求められる、店長像と同じですね(笑)
私自身、店長の最重要任務は、売上や利益を上げる事はもちろんなんですが、
その為に必要な事は、人材の育成だと思っています。
要するに教育力や指導力が重要ということ。

名プレイヤーが名監督になれないといわれていますが、
名プレイヤーでも、名監督になっている人はいます。
どこでその違いは生まれるのでしょうか?
華やかなスタープレイヤーでも、2種類に別れます。

ひとつは天才肌といわれるタイプ。
才能がそもそもあり、練習とかの努力をしなくても、
成果を上げる事のできる人。

もうひとつは、努力タイプ
ひたすら、人以上に練習をして、努力して、
スターになった人。

天才肌の人は、別段努力する事なく仕事をこなせる能力を持っています。
全く羨ましい限りですが、その分努力の過程がありません。
逆に、努力タイプは、努力に努力を重ね、
一つ物事を達成する為に、試行錯誤を繰り返した末に、
自分の型にしている人、つまり、そこにたどり着くまでに、
様々な経験をしているのです。

話を飲食業界に戻すと、前者と後者、
どちらが、名店長となれるでしょうか?
店長の最重要任務は、教育力や指導力であるならば、
当然、後者になります。

人にものを教えるためには、自分自身の経験値がものをいいます。
仕事が出来なかった経験があるからこそ、
出来ない人の心理や、悩みやポイントが、
自分の経験からわかり、指導するポイントを押さえた、
教え方が出来るからです。
天才肌の人は、正直経験が少ないので、
出来ない人の心理が理解できないので、
指導する事は出来ないのです。

今、副店長で店長を目指している方がいるのなら、
経験をたくさん積んでください。
私は部下に、
「今は経験を積む時期で、これを行うと、
こういう結果になるという、プロセスを学ぶ時期。
だから、どんどん挑戦しなさい。
失敗が許されるのは、副店長の特権だよ」って話をします。

教育力は経験値の量と必ず比例します。
がんばりましょう。

それでは

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