2023年9月10日日曜日

人の上に立つということ ~ブレない目標と計画は明確に示せ !~

こんにちは

日々のお仕事お疲れ様です。
実に久しぶりに記事を書きます。
長年親しんできた、外食業界から転職をしてから、
早いもので、もう5年になります。

アッという間の5年でしたが、
しっかりと管理者になっております。
今までの店長という経験が役にたっている実感があります。
新しいプロジェクトの責任者として、
部下を持つ立場になっています。

私の勤めている会社は、
マネジメントという概念のない会社でした。
親会社が大きいこともあり、
そこから仕事をもらっている事もあり、
とにかく細かくない会社でした。

目の前の出来事にばかり集中する。
解決したらそれで終わり。
子会社だからでしょうか?
すごくぬるい会社だなぁ~って思っていました。

今自分の受け持っているプロジェクトは、
親会社からの仕事ではないため、
それこそ、今までのゆるいやり方では通用しません。

『人の上に立つ事』=『組織の利益のために部下を動かす事』です。

そのために何をすべきか?
まずは、目標なんだと思っています。
目標は『数字』だけでは、人は動きません。
目標数値を達成するための、
『大義名分』が必要なんだと思います。

私は、世間一般で『管理』と訳されている、
『マネジメント』という言葉の神髄は、
①『目標』②『計画』③『進捗』④『考課』なんだと思っています。
特に、①②のない状態では成立しません。

マネジメントの概念のなかった私の会社は、
10年後のビジョンはもちろん。
1年後のビジョンさえ共有されない会社でした。
これでは下につく者たちは、何をしたらよいのかわかりません。

私のチームでは、まず『大義名分』を目標として掲げ、
それを達成するためのテーマを設定しました。
それは、プロジェクトスタートから、
3年経ちますが、粛々と続いています。

部下の事を思う気持ちも大事なのですが、
『自分のチームをどういう風にしていきたいのか?』
『そのためにどうするべきなのか?』
そういった、熱い信念を持っていないと、
結果的に、ブレてしまい、組織としての統一感も
なくってしまう様な気がします。

初めて人の上に立ち、人を動かす時は、
プレッシャーと共に、ドキドキしてしまいます。
ただ、この自分の熱意を伝える事と、
それを具現化するための目標を明確に
部下たちにブレずに示し続ける事ができれば、
おのずと部下はついてきます。

人の上に立ち、組織をまとめるという事は、
生半可な気持ちでは、できません。
それを支えるのは、明確な目標と、
何があってもブレない意思。
それに共感してくれる部下たちがそろって、
初めてできる事かと思っています。

それでは。

2019年2月17日日曜日

すぐ店長になれる人材とは?

こんばんは

就職やら転職する時に、
よく求められる人材といった表現を耳にします。
それは、店長に昇格する時にも、評価の基準として当然あるものです。
実際にそれが明確に伝わっている組織はまともです。
しかし、飲食業界においては、
あまり明確になっていない事の方が多いかと思います。

実際そういう組織では、エリア長が気にっているだけとか、
周りが納得できない様な理由で、
店長になる人物もいたりします。
まぁそれはそれで、処世術の能力のひとつなんでしょうが…
実力が伴っていないのに店長になってしまうと、どうなるか?
ホント苦労します。
中にはその重責に耐え切れず、辞めてしまう人も多いかと思います。

店長にとって必要な能力は何か?って考えた時、
管理する能力であるという事が真っ先に浮かんできます。
極端な話、オペレーションが全くできなくても、
店舗の数値を管理し結果が出せれば、優秀な店長となるわけです。
何か不条理さを感じるかも知れません。
しかし、会社という組織の考え方でいえば、
店長と、副店長以下のオペレーションラインとでは、
仕事の内容が全く違うのです。
ただ、飲食業界では、オペレーションの内容が、
数値を直接左右するので、オペレーションが全く出来ない人に
店長という役職は無理なんですけどね。

私自身、店長時代に部下達に何度もいう事は、
『オペレーションでは店舗No1を目指しなさい!!』でした。
店長の仕事は
いわゆる『ヒト・モノ・カネ』の管理といわれていますが、
管理をするあたって重要なのが、従業員にどのように伝えていくかという、
コミュニケーション力なのです。
コミュニケーション力とオペレーション力は一見すると、
何も関係ない様に思いますが、
店舗での仕事は、すべてオペレーションがベースになっているのです。
だから、店舗で働く従業員は、オペレーション力が中心になって、
関係が築かれていくものなのです。

考えてみてください。
 お店で新しい取組みを行う時
 ①おしゃべりだからコミュニケーション力が高いと思われるけど、
 オペレーション力が弱い人
 ②普段は無口だからコミュニケーション力が低いと思われるけど、
 オペレーション力が強い人
①②どちらの人がいう事が説得力があるでしょうか?
どちらの人の言う事を聞くでしょうか?

仕事でいう『コミュニケーション力』とは、
従業員に取組みとかルールを伝えて、徹底させる能力なのです。
管理する人間と従業員とのつながりは、
店舗においては、オペレーションが一番強い。
逆にこれが一番強くない店舗は、だめな店舗。
お友達感覚だから、店舗経営という観点から考えれば、衰退していきます。

なにが言いたいかというと、
店舗はオペレーション力がある人が、
レスペクトされるという環境なのです。
オペレーション力があれば、コミュニケーションに悩む必要もなくなるのです。
こんな簡単にコミュニケーションが取れるのなら、
それに越したことはない。
何故なら店長になってから、
一番苦労するのが、『コミュニケーション』なのです。

では、オペレーション力を上げるにはどうしたら良いでしょうか?
一朝一夕に出来る事ではありません。
そして、自分自身の事となるので、自分でやるしかありません。
私からアドバイスするなら、
『どんなに小さな作業や動作でも、どうしたら効率よく仕事が進められるか
考える習慣をつける事』となります。
簡単にいうなぁ~とか
結構他人事だなぁ~って思うかも知れません。

そりゃそうです。
簡単なことではないし、
あなた自身がやらなければならない事なんです。
ポイントは『習慣』をつけるという事です。
常に考えて仕事する様になれば、
自然にオペレーション力は上がっていきます。
そうなれば、仕事を進めていく上で、
より円滑なコミュニケーションも可能になります。

店長を本気で目指しているのなら、
まず毎日の仕事を単調にこなすだけではなく、
考えて仕事する習慣をぜひ身につけてください。
道は必ず開けてきます!!

がんばってください。

それでは

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2018年10月17日水曜日

自分を評価してもらいたいと思うなら・・・

こんにちは

私は、長年働いていた飲食業界に別れを告げ、
今年の7月に転職をしました。
新しい職場は、当然、飲食店ではないのですが、
食事というものに関わった仕事をしています。

当然、会社からみたら新入社員なのですが、
組織が以前と比べて小さいため、昇進するポストも少なく、
長年勤めている割に、下っ端でいる方が非常に多いです。

以前私がいた飲食業界でも、
店長になれず、ずっと副店長やそれ以下のポストでくすぶっている方はいました。
そういう人達に限って、
『一生懸命仕事しているのに認めてもらえない』とか、
『上司に嫌われているから』とか
まるで、自分が評価されない不遇な状況にいるかのような話をします。
しかし本当にそうでしょうか?

確かにそういった不遇な環境にいる方もいますが、
それはごくわずかです。
実際そういう方を見てみると、
挨拶が出来ないとか
コミュニケーションが取れないとか
仕事が雑だとか、色々原因があるようです。
周りのせいにしているような事を言いますが、
実は、自分自身に起因していることも少なくはないのです。

あなたがもし上司だったら、
部下が挨拶もキチンと出来ない人ならどう思いますか?
いつもさえない表情で仕事していたらどう思いますか?
仕事が出来る、出来ない以前に、問題あり!?って思います。
挨拶やコミュニケーションが重要なのは、
こういった人としての基本部分以外に、もうひとつ理由があります。

それは、自己アピールなんです。
評価をしてもらいなら、自分をもっと上司にアピールしなければなりません。
当たり前と思いますが、これが出来ない方が、店長になれない方には非常に多い。
先ほどと同様の質問をすれば、
あなたが上司だったら、
目立つ人と目立たない人どちらに注目しますか?
答えはいわなくてもわかりますよね?

さて、中には自分は地味なタイプだし、
控えめだから無理!!って思う方がいると思います。
しかし、よく考えてくださいね。
私はよく、お店を劇団とかにたとえます。
『従業員は役者なんです。
お客様を満足させる為に、演技をしなさい』ってね、
これは、会社の中でも一緒です。
しかも、目的は『自分のため』です。

目立つ演技の第一歩は、挨拶です。
そして、笑顔!!
これを、演技すればいいだけです。
出来るはずです。
だって仕事なんだから。

実は私自身も仕事から離れると、
コミュ障の引きこもり気質なんですよ(笑)
でも、従業員の前や、お客様の前では、
明るく元気なキャラクターを演じています。

仕事は仕事と割り切れば、演技する事は、
そんなに難しい事では無いと思います。

ただ、演じる事による、ストレスは大きくなるので、
趣味を持つなどの、解消法もしっかり見つけてくださいね。

それでは

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