こんにちは
何度も書いていることですが、
会社を存続させる為には、利益を出し続けなければなりません。
店舗の最高責任者である、店長に課せられている使命は、
店舗の利益を最大にすることに他なりません。
前回は売上を上げるという事は、利益を出す為の行動の1つだと説明しました。
そして、客数を上げる為の考え方を説明したかと思います。
利益を出すために~売上をつくる①
今回は、その続き。
客単価を上げるという事についてです。
私は数値の改善行動を考える時は、
数式からその方法を見出すやり方を教えています。
同様に客単価というものは、
総売上÷総客数という計算式で成り立っています。
今までの考え方だと、
売上を上げるか、客数を下げるかすれば客単価は上がります。
ちょっと待ってください。客数を下げるって?
客単価を上げる事に重点をおけば、その通りなのですが、
売上を上げる事が目的なので、
考え方を変えて、
客数×客単価=売上
この計算式で考えてみましょう。
客単価はお客様一人当たりいくら使うかを表しています。
客単価を上げる為には、
①そもそも高い商品を注文する
②注文する商品の数を増やす
この上記2点になってきます。
さて、①に関しては、会社の方針があり、
メインになる商品の価格設定は会社が決めていく事なので、
その部分は置いとくとして、
店舗で出来る事は、どちらかというと、
②の商品数を増やすということになります。
よく着席したテーブルに様々なPOPが置いてあります。
これは、着席したお客様に、更に1品頼んでもらう為のもの、
価格もそこまで高い商品はなく、注文しやすい商品になっています。
ただし、これは客単価アップの為の行動にはなりますが、
お客様任せの策でしかありません。
常に安定した客単価アップを図りたいのなら、
このPOPに対して、接客する側がお客様に直接話しかけなければなりません。
つまり、商品を認知してもらう為の行動が必要という事です。
宝くじは、くじを買わないと当たりの恩恵を受けられません。
それと同じで、認知されないものは、当然注文されないものなのです。
各テーブルに必ず、この告知を行わせる事で、
少なくとも、テーブル毎の単価を上げる事が出来ます。
ただし、その為には、従業員の接客スキルがかなり重要になってきます。
店舗の接客レベルを向上させるきっかけとしては、いいかと思います。
何より、テーブルに置きっぱなしで、何も案内がないよりは、
余程効果があり、そうする事によって、客単価が1円でも高くなれば、
売上を上げる事が出来ます。
今、そんな告知をしていないという店舗は、是非取り組んでみるべき事だし、
取り組んでいる店舗は、全テーブルで行う事で、
目に見える様な効果が出てきます。
取組みが、結果に現れるいい事例になります。
それでは
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利益を出すために~原価について②
利益を出すために~売上をつくる①
飲食店長暦20年、飲食店で働く人が店長になりたいと思う気持ちに、少しでもこたえられるような記事を発信していこうと思い、ブログ開設してみました。よろしくお願いします。
2018年5月3日木曜日
自分の成長の為にお金使ってますか?
こんにちは
自己啓発って言葉をご存知ですか?
ざっくりいうと、自分の成長の為にすることです。
皆さんは自分の成長の為にお金使っていますか?
自己啓発って難しく考えそうですが、
自分に投資すると考えるとわかり易いかと思います。
皆さんは、自分が楽しいと思うことや、
趣味等に関しては、お金を使うことにはあまり抵抗はないかと思います。
だけど、自分に投資するというと、躊躇してしまうかもしれません。
他業種交流の場としての、自己啓発セミナーに参加するという、
ハードルの高い事を言っているのではありません。
お金をもっている人や、会社が費用負担してくれるという、
恵まれた環境にある人は、
そういったセミナーに参加するのも良いでしょう。
ただ、もっと簡単に自分の知識を補完できるものはあります。
私が若い社員達に言うことは、
「本を読みなさい」という事なんです。
それぞれの立場にあった本はたくさんあります。
料理の本や接客の本
経営の本やリーダーシップの本
ジャンルは様々です。
今、自分が興味がある事からで良いんです。
まずは1冊読んでみてください。
活字が苦手という方は、
今流行っている「漫画で読む~」でも良いと思います。
1冊読みきった段階で、自分の視野が広がる事を実感できるかと思います。
もし途中で投げ出してしまった場合は、
自分の興味がない事だったという事になるし、
読んでいても理解できなかった場合は、
自分のレベルがまだそこまでたどり着いていないという事になります。
例え全部読めなくても、上記2点は確実に自分の事として理解できます。
自分の力量を分析できた時点で、
大きく進歩しています。
自分の力量にあった本を探せばいいだけなんです。
本を全部読むということは、達成感につながります。
無理をせず自分のレベルに合わせて、本を読んでみてはいかがでしょうか?
補足です。
ちなみに私は、
必ずお金を出して本を買います。
自分でお金を払ったからこそ、
まじめに本を読むことが出来るのです。
飲食業界の人は、総じてギャンブル好きな人が多いですが、
ギャンブルに1万円投資するのであれば、
その5分の1の2千円でいいので、自分に投資するという意味で、
本を買って読んでみてください。
それでは
関連記事
飲食業で、仕事が出来る人になる為の2つの大きなポイント
声をだす事は、実はリーダーシップを身につける為の入口なんです。
スムーズに仕事をしたいなら、まず自分の動きの中の無駄な部分を無くせ!!
店舗でNo1であることの必要性とは?
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ざっくりいうと、自分の成長の為にすることです。
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自分に投資すると考えるとわかり易いかと思います。
皆さんは、自分が楽しいと思うことや、
趣味等に関しては、お金を使うことにはあまり抵抗はないかと思います。
だけど、自分に投資するというと、躊躇してしまうかもしれません。
他業種交流の場としての、自己啓発セミナーに参加するという、
ハードルの高い事を言っているのではありません。
お金をもっている人や、会社が費用負担してくれるという、
恵まれた環境にある人は、
そういったセミナーに参加するのも良いでしょう。
ただ、もっと簡単に自分の知識を補完できるものはあります。
私が若い社員達に言うことは、
「本を読みなさい」という事なんです。
それぞれの立場にあった本はたくさんあります。
料理の本や接客の本
経営の本やリーダーシップの本
ジャンルは様々です。
今、自分が興味がある事からで良いんです。
まずは1冊読んでみてください。
活字が苦手という方は、
今流行っている「漫画で読む~」でも良いと思います。
1冊読みきった段階で、自分の視野が広がる事を実感できるかと思います。
もし途中で投げ出してしまった場合は、
自分の興味がない事だったという事になるし、
読んでいても理解できなかった場合は、
自分のレベルがまだそこまでたどり着いていないという事になります。
例え全部読めなくても、上記2点は確実に自分の事として理解できます。
自分の力量を分析できた時点で、
大きく進歩しています。
自分の力量にあった本を探せばいいだけなんです。
本を全部読むということは、達成感につながります。
無理をせず自分のレベルに合わせて、本を読んでみてはいかがでしょうか?
補足です。
ちなみに私は、
必ずお金を出して本を買います。
自分でお金を払ったからこそ、
まじめに本を読むことが出来るのです。
飲食業界の人は、総じてギャンブル好きな人が多いですが、
ギャンブルに1万円投資するのであれば、
その5分の1の2千円でいいので、自分に投資するという意味で、
本を買って読んでみてください。
それでは
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スムーズに仕事をしたいなら、まず自分の動きの中の無駄な部分を無くせ!!
店舗でNo1であることの必要性とは?
2018年4月30日月曜日
集客の為のヒントは、ご来店されているお客様にある
こんばんは
GW突入ですね~
お疲れ様です。
GWのような連休って、店舗の立地によって
売上が大幅に増える店舗もあれば、
全く売上がなくなってしまう店舗があるかと思います。
チェーン店舗の悲しいしきたり、
それは、大概、年中無休であること。
そもそもチェーン店舗って何だろう?
チェーンとは、
いつでもどこでも、同じ商品・サービスを
受ける事が出来る。という意味で使われています。
もともとは、チェーン=鎖です。
強い結束を表す言葉から発展し、
それが軍隊用語としての解釈として使われる様になります。
同じ目的を達成するための小隊同士の結束を意味する様になります。
仕事の考え方や、理論というのは、
軍隊の組織論からというものがとても多いんです。
でも、なんとなくわかる様な気がします。
軍隊の目的、作戦を成功させるという使命、
それを達成する為の行動や人の使い方など、
軍隊の組織論はチェーンストア理論の根本となっているのです。
ただ、この考えは一昔前の考え方で、
現在は、マーケットの変化に柔軟に対応できる店舗が
強い店舗と位置づけられています。
もちろん、基本のメニューやサービスは当然一緒なのですが、
各店舗ごとに、ちょっとしたサービスや限定のメニューがあったりと、
多種多様化しているのが現状です。
一昔前なら、チェーンとして、
同じ商品・サービスの基準を守ることが、店長の役割で、
それがキッチリ出来る人が優秀な店長でしたが、
今は、自分の店舗周辺のマーケットを分析できて、
そこに対して、何かしらの策が打てる人が、
優秀な店長とされる事が多い様です。
以前の記事でも、散々述べているかと思いますが、
店長になる前の経験の量が、
店長になった時の差になります。
毎日を全く考えずに、単純に仕事を進めるのではなく、
日々、色々なことを観察する目を養うことが、店長になる前にすることです。
観察の結果、どうしたらいいか?考え、
そこに対する策を考え実行する。
これの繰り返しなんです。
GWは、若干客層が変わるかもしれませんが、
売れる時というのは、店舗の客層の凝縮されたものなのです。
明日からでも、自分の店舗のお客様を、
じっくり観察してみてください。そして、出来るなら、
来店してるお客様が、何を求めてご来店しているのか、
やんわりと聞いてみてください。
そこに集客に関するアイデアは転がっているはずです。
それでは
関連記事
やるべき事を、やらないの?出来ないの?
名プレイヤー、名監督にあらず~経験値と指導力は比例します~
副店長の役割は?店長補佐ではありません。行動の結果が店長補佐となるのです。
飲食業で、仕事が出来る人になる為の2つの大きなポイント
店舗でNo1であることの必要性とは?
どうしたら、店長に認めてもらえるのでしょうか?
GW突入ですね~
お疲れ様です。
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売上が大幅に増える店舗もあれば、
全く売上がなくなってしまう店舗があるかと思います。
チェーン店舗の悲しいしきたり、
それは、大概、年中無休であること。
そもそもチェーン店舗って何だろう?
チェーンとは、
いつでもどこでも、同じ商品・サービスを
受ける事が出来る。という意味で使われています。
もともとは、チェーン=鎖です。
強い結束を表す言葉から発展し、
それが軍隊用語としての解釈として使われる様になります。
同じ目的を達成するための小隊同士の結束を意味する様になります。
仕事の考え方や、理論というのは、
軍隊の組織論からというものがとても多いんです。
でも、なんとなくわかる様な気がします。
軍隊の目的、作戦を成功させるという使命、
それを達成する為の行動や人の使い方など、
軍隊の組織論はチェーンストア理論の根本となっているのです。
ただ、この考えは一昔前の考え方で、
現在は、マーケットの変化に柔軟に対応できる店舗が
強い店舗と位置づけられています。
もちろん、基本のメニューやサービスは当然一緒なのですが、
各店舗ごとに、ちょっとしたサービスや限定のメニューがあったりと、
多種多様化しているのが現状です。
一昔前なら、チェーンとして、
同じ商品・サービスの基準を守ることが、店長の役割で、
それがキッチリ出来る人が優秀な店長でしたが、
今は、自分の店舗周辺のマーケットを分析できて、
そこに対して、何かしらの策が打てる人が、
優秀な店長とされる事が多い様です。
以前の記事でも、散々述べているかと思いますが、
店長になる前の経験の量が、
店長になった時の差になります。
毎日を全く考えずに、単純に仕事を進めるのではなく、
日々、色々なことを観察する目を養うことが、店長になる前にすることです。
観察の結果、どうしたらいいか?考え、
そこに対する策を考え実行する。
これの繰り返しなんです。
GWは、若干客層が変わるかもしれませんが、
売れる時というのは、店舗の客層の凝縮されたものなのです。
明日からでも、自分の店舗のお客様を、
じっくり観察してみてください。そして、出来るなら、
来店してるお客様が、何を求めてご来店しているのか、
やんわりと聞いてみてください。
そこに集客に関するアイデアは転がっているはずです。
それでは
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どうしたら、店長に認めてもらえるのでしょうか?
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