2018年10月17日水曜日

自分を評価してもらいたいと思うなら・・・

こんにちは

私は、長年働いていた飲食業界に別れを告げ、
今年の7月に転職をしました。
新しい職場は、当然、飲食店ではないのですが、
食事というものに関わった仕事をしています。

当然、会社からみたら新入社員なのですが、
組織が以前と比べて小さいため、昇進するポストも少なく、
長年勤めている割に、下っ端でいる方が非常に多いです。

以前私がいた飲食業界でも、
店長になれず、ずっと副店長やそれ以下のポストでくすぶっている方はいました。
そういう人達に限って、
『一生懸命仕事しているのに認めてもらえない』とか、
『上司に嫌われているから』とか
まるで、自分が評価されない不遇な状況にいるかのような話をします。
しかし本当にそうでしょうか?

確かにそういった不遇な環境にいる方もいますが、
それはごくわずかです。
実際そういう方を見てみると、
挨拶が出来ないとか
コミュニケーションが取れないとか
仕事が雑だとか、色々原因があるようです。
周りのせいにしているような事を言いますが、
実は、自分自身に起因していることも少なくはないのです。

あなたがもし上司だったら、
部下が挨拶もキチンと出来ない人ならどう思いますか?
いつもさえない表情で仕事していたらどう思いますか?
仕事が出来る、出来ない以前に、問題あり!?って思います。
挨拶やコミュニケーションが重要なのは、
こういった人としての基本部分以外に、もうひとつ理由があります。

それは、自己アピールなんです。
評価をしてもらいなら、自分をもっと上司にアピールしなければなりません。
当たり前と思いますが、これが出来ない方が、店長になれない方には非常に多い。
先ほどと同様の質問をすれば、
あなたが上司だったら、
目立つ人と目立たない人どちらに注目しますか?
答えはいわなくてもわかりますよね?

さて、中には自分は地味なタイプだし、
控えめだから無理!!って思う方がいると思います。
しかし、よく考えてくださいね。
私はよく、お店を劇団とかにたとえます。
『従業員は役者なんです。
お客様を満足させる為に、演技をしなさい』ってね、
これは、会社の中でも一緒です。
しかも、目的は『自分のため』です。

目立つ演技の第一歩は、挨拶です。
そして、笑顔!!
これを、演技すればいいだけです。
出来るはずです。
だって仕事なんだから。

実は私自身も仕事から離れると、
コミュ障の引きこもり気質なんですよ(笑)
でも、従業員の前や、お客様の前では、
明るく元気なキャラクターを演じています。

仕事は仕事と割り切れば、演技する事は、
そんなに難しい事では無いと思います。

ただ、演じる事による、ストレスは大きくなるので、
趣味を持つなどの、解消法もしっかり見つけてくださいね。

それでは

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2018年10月5日金曜日

組織に受け入れてもらうためには?

こんにちは

久しぶりの更新となります。
新しい職場にもだいぶ慣れてきて、
時間も少しずつですが、余裕が出てきたんで、
実に2ヶ月ぶりですが、更新しようと思います。

さて、転職してという事は、私はすでに店長という職務ではありません。
また、一からのスタートという事になります。
現在の職場は、飲食店ではないのですが、
食(調理)に関係する仕事なので、
おおよそ、前職とあまり変わりはありません。

会社は組織です。
様々な人が集まって、仕事をしていきます。
新しい組織に入る時、皆さんの場合は、
異動で新しい店舗に配属になった時ですね。

そんな時はどんな行動をとりますか?
異動時に組織に馴染めなくて、苦労した事はありませんか?

新しい組織や店舗に早く馴染む第1歩は、
『挨拶を元気よくする』
これだけです。
馴染むのがうまい人は、絶対コレを実践しています。
コレにプラスして、
『笑顔』があれば、
第1歩クリアです。
たったこれだけ?と思うかもしれません。
しかし、これが一番大事なことなのです。

組織の人間関係は、コミュニケーションによって成り立ちます。
人間観家の問題は、大体コミュニケーションによる事が多いのです。
コミュニケーションの第1歩は、
『笑顔』で『挨拶』なのです。

80%の人は、笑顔で挨拶してくる人に対して、
笑顔で返してくれます。
もし、残りの20%の人に出会ってしまっても気にする事はないのですが、
(たまたま機嫌が悪いとか、色々な事情があるのでしょうから)
だけど、その人を良く見てください。
20%の人の半分位の人は、本当に笑顔で挨拶が出来ずに、
組織に馴染めていない人のはずです。

店舗という組織の中では、仕事の能力が完璧に備わっていれば、
なんの問題もないかも知れません。
しかし、コミュニケーションが取れなければ、
円滑に仕事を進められない事も多いはずです。

『笑顔で挨拶』するということは、
コミュニケーションをとる上で、
決してマイナスに働く事はありません。

今の私の職場にも、
コミュニケーションが取れない人がいますが、
やはり、組織内で一人浮いているし、
居場所がなくて、なんだかかわいそうに見えてしまいます。
この人もやはり、声も小さく、挨拶が出来ません。
いつ来たか、いつ帰ったかわからない。
正直これは、良くない事なのは、理解できると思います。

仕事に関して、出来る出来ないは別にして、
コミュニケーションが取れないということは、
マイナスに作用してしてしまいます。
挨拶できない人にモノを教えたりする気が起きないでしょう?

もし、組織に馴染めずに、自分の居場所がなくて、
仕事するのが嫌だなって思っている人がいるなら、
是非『笑顔で元気な挨拶』を心がけてみてください。
周りの人たちは、あなたの変化に必ず気づいてくれます。
そして、周りからコミュニケーションをとってくる様になるはずです。

久々の記事更新は、
コミュニケーションについてでした(笑)

それでは、がんばっていきましょう!!

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2018年6月14日木曜日

もちろんあります。転職を考える事

こんにちは

私は、長年店長として、飲食業界で仕事をしていましたが、
今の職場を辞めてしまいました。
飲食業界で働いている方なら、誰もが考えている転職でしょうが、
それは、私くらいの年齢になればなる程、強く考えるものです。

私は居酒屋店長をしていましたが、
現場にいて、ここ数年の居酒屋需要の落込みは、
半端ないと感じていました。
居酒屋業態自体が飽和状態で、しかも若年層のアルコール離れ、
今後飲食店でも、完全分煙化からの禁煙という流れを考えると、
居酒屋業態は、終焉の時を迎えていると判断したのが、一番の理由です。

東京オリンピックまではまだ何とか持ちそうですが、
オリンピック終了後は恐らく熾烈な競争が発生し、
体力のない企業から淘汰されていく事になるでしょう。
居酒屋というものが消滅する事はないでしょうが、
中途半端なチェーンは恐らくなくなっていることでしょう。

そして私自身も、もうすぐ50歳になり、
50歳過ぎてからの転職は非常に難しい。
飲食業界は店長になるまでのステップは非常にわかりやすいのですが、
そこから上のキャリアパスは無いに等しい。
私の場合、教育にかかわれる部署=人事部へのキャリアが希望だったのですが、
10年近く、会社にアピールしたところで、
何の変化もなし。
会社を変えない限り、このまま定年まで店長でいる可能性が高い。
正直60歳近くになって、現場で「いらっしゃませ~」なんて言っていたくない。
年齢的にもリーチということもあり。
転職することを決意しました。

実際、世間では転職するなら40歳前といわれていますが、
飲食業界に転職する分には、求人はたくさんあります。
しかし、50歳前になると、その求人はグンと減っています。
当たり前の話ですが、この歳になると、
経験値は採用のポイントとはあまりならなかったりします。
やはり書類選考で不採用になるケースも多々ありました。

私は幸運にも採用されましたが、
一番のポイントは転職回数が少ないということ。
ファミレスチェーンと、居酒屋チェーンの2社のみ、
どちらも10年以上働いています。
この歳で、転職する方は、転職回数も多いのが通常なのですが、
私は、面接官がびっくりするくらいの転職回数だったそうです。

採用担当にしてみれば、長く働いてもらう事は、
前提条件になります。
1社に10年以上は必ず在籍しているという実績があれば、
それなりに、評価されることは間違いありません。

私たち世代は、「少なくとも3年は同じ会社に勤めなさい」といわれてきましたが、
転職を考えるとある意味、正論ではあります。
「3年間勤めれば、仕事も理解できて面白みも出てくるはず」という理屈からなのですが、
今の若い方たちはそうではないらしい。
「いやなら辞めて、次の仕事を探しなさい」ってね。
30歳までは、仕事はいくらでもあります。
一生働いていくための居場所を探すのであれば、
それも良いのかもしれません。
ただ、それも30歳までです。
特に違う業界で仕事したいならです。

以前の記事でも書きましたが、
飲食業界から、他の業界に転職したいのなら、
少なくとも、店長までは経験しておきたいですね。
そのくらい、重要なステップなのです。

飲食業界で働く若い方たちは、
今働いている会社で定年まで働いていこうと考えている方は、
ほとんどいないと思います。
あなたの将来はどう計画されていますか?
独立して、自分で店を持つ事を考えている方も多いでしょう。
独立するとなると、転職よりも大変です。
本気で転職を考えている方は、そう多くないかも知れませんが、
歳を重ねる毎に、転職のハードルはどんどん高くなっていきます。
それに対応するのは、現在の会社でのキャリアアップしかありません。
少なくとも、最低限、店長にはなっておきましょう。

転職した私は、もはや店長ではありません。
説得力に欠けるかもしれませんが、
私の記事が、皆さんの将来を見つめなおすきっかけになってくれれば幸いです。

それでは

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