2018年5月7日月曜日

仕事を休み無しでする事は店舗にとっては駄目な事

こんにちは

世間は、夏休みに入りました。
きっと休み無しで働いている方も多いのでしょう。
ホントにお疲れ様です。

飲食業界って繁忙日は休みを取りづらい風潮ありますよね、
店舗に在籍しているアルバイトの休み希望で、
自分の休みが変わってしまう事なんて、日常茶飯事ですよね?
若い頃は、身体が動いちゃうので、多少の連続勤務なんて
平気って思ったりするだろうけど、
それが耐えられるのは30歳くらいまで、
それ以降は体力の衰えを感じてきます。

私の経験なんですが、休みを取らないで働く事は、
精神衛生上良くない事です。
そんな事は言われなくても理解できるかと思いますが、
実は、もっと良くない事があるんです。
それは、休み無しで働く事に対して、
アルバイト達に、
「俺、休み無しで働いてるんだけど~」って
アピールしてたりしませんか?
実は、このセリフはタブーなんです。
「大変ですね~お疲れ様です」
建前は同情してくれるでしょうが、
恐らく本音は
「社員なんだし、仕事なんだから当たり前でしょ~」って、

この同情に勘違いして、仕事サボったり、休憩を多く取ったりする事が
多々あるかと思います。
こうなると、甘やかしてくれるアルバイトに、
甘く対応してしまいます。
これって、真面目にコツコツ仕事しているアルバイト達には、
贔屓していると思われていたりします。

本来アルバイトの店舗に対する考えをまとめて、
1つの方向を向かせる仕事が社員の仕事のはずなのに、
自分の甘えが原因で、バラバラになってしまいます。
勤務が長く続くと、そういう事態に成り易くなります。
そんな人が、店長含めた社員の店舗は、
「まっ、いいかっ」って言葉が合言葉になって
全てにいい加減な店舗になっていきます。

若い社員さんは、休みなくても大丈夫って思っているかと思いますが、
アルバイト達からしてみれば、
休み無しで働いて、休みがない事を自慢されることを、
面倒くさいって思っていたりします。

仕事は、休みをキッチリ取ってこそ、
パフォーマンスが最大限に発揮できるものです。
 仕事の時は、きっちり本気で働いて、
 休みの時は、きっちり本気で休む。
このメリハリが、今後、部下を従えて仕事する上で、
とても、重要なスタンスになる事は間違いありません。

GWのようなイレギュラーな時期はあるかと思います。
その分、GW後はいっぱい休んで、
鋭気を養いましょう。

それでは

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2018年5月3日木曜日

利益を出すために~売上をつくる②

こんにちは

何度も書いていることですが、
会社を存続させる為には、利益を出し続けなければなりません。
店舗の最高責任者である、店長に課せられている使命は、
店舗の利益を最大にすることに他なりません。

前回は売上を上げるという事は、利益を出す為の行動の1つだと説明しました。
そして、客数を上げる為の考え方を説明したかと思います。
利益を出すために~売上をつくる①
今回は、その続き。
客単価を上げるという事についてです。

私は数値の改善行動を考える時は、
数式からその方法を見出すやり方を教えています。
同様に客単価というものは、
総売上÷総客数という計算式で成り立っています。
今までの考え方だと、
売上を上げるか、客数を下げるかすれば客単価は上がります。
ちょっと待ってください。客数を下げるって?
客単価を上げる事に重点をおけば、その通りなのですが、
売上を上げる事が目的なので、
考え方を変えて、
客数×客単価=売上
この計算式で考えてみましょう。

客単価はお客様一人当たりいくら使うかを表しています。
客単価を上げる為には、
 ①そもそも高い商品を注文する
 ②注文する商品の数を増やす
この上記2点になってきます。
さて、①に関しては、会社の方針があり、
メインになる商品の価格設定は会社が決めていく事なので、
その部分は置いとくとして、
店舗で出来る事は、どちらかというと、
②の商品数を増やすということになります。

よく着席したテーブルに様々なPOPが置いてあります。
これは、着席したお客様に、更に1品頼んでもらう為のもの、
価格もそこまで高い商品はなく、注文しやすい商品になっています。
ただし、これは客単価アップの為の行動にはなりますが、
お客様任せの策でしかありません。

常に安定した客単価アップを図りたいのなら、
このPOPに対して、接客する側がお客様に直接話しかけなければなりません。
つまり、商品を認知してもらう為の行動が必要という事です。
宝くじは、くじを買わないと当たりの恩恵を受けられません。
それと同じで、認知されないものは、当然注文されないものなのです。

各テーブルに必ず、この告知を行わせる事で、
少なくとも、テーブル毎の単価を上げる事が出来ます。
ただし、その為には、従業員の接客スキルがかなり重要になってきます。
店舗の接客レベルを向上させるきっかけとしては、いいかと思います。
何より、テーブルに置きっぱなしで、何も案内がないよりは、
余程効果があり、そうする事によって、客単価が1円でも高くなれば、
売上を上げる事が出来ます。

今、そんな告知をしていないという店舗は、是非取り組んでみるべき事だし、
取り組んでいる店舗は、全テーブルで行う事で、
目に見える様な効果が出てきます。
取組みが、結果に現れるいい事例になります。

それでは


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自分の成長の為にお金使ってますか?

こんにちは

自己啓発って言葉をご存知ですか?
ざっくりいうと、自分の成長の為にすることです。
皆さんは自分の成長の為にお金使っていますか?
自己啓発って難しく考えそうですが、
自分に投資すると考えるとわかり易いかと思います。

皆さんは、自分が楽しいと思うことや、
趣味等に関しては、お金を使うことにはあまり抵抗はないかと思います。
だけど、自分に投資するというと、躊躇してしまうかもしれません。

他業種交流の場としての、自己啓発セミナーに参加するという、
ハードルの高い事を言っているのではありません。
お金をもっている人や、会社が費用負担してくれるという、
恵まれた環境にある人は、
そういったセミナーに参加するのも良いでしょう。
ただ、もっと簡単に自分の知識を補完できるものはあります。
私が若い社員達に言うことは、
「本を読みなさい」という事なんです。

それぞれの立場にあった本はたくさんあります。
料理の本や接客の本
経営の本やリーダーシップの本
ジャンルは様々です。
今、自分が興味がある事からで良いんです。
まずは1冊読んでみてください。

活字が苦手という方は、
今流行っている「漫画で読む~」でも良いと思います。
1冊読みきった段階で、自分の視野が広がる事を実感できるかと思います。

もし途中で投げ出してしまった場合は、
自分の興味がない事だったという事になるし、
読んでいても理解できなかった場合は、
自分のレベルがまだそこまでたどり着いていないという事になります。
例え全部読めなくても、上記2点は確実に自分の事として理解できます。

自分の力量を分析できた時点で、
大きく進歩しています。
自分の力量にあった本を探せばいいだけなんです。
本を全部読むということは、達成感につながります。
無理をせず自分のレベルに合わせて、本を読んでみてはいかがでしょうか?

補足です。
ちなみに私は、
必ずお金を出して本を買います
自分でお金を払ったからこそ、
まじめに本を読むことが出来るのです。

飲食業界の人は、総じてギャンブル好きな人が多いですが、
ギャンブルに1万円投資するのであれば、
その5分の1の2千円でいいので、自分に投資するという意味で、
本を買って読んでみてください。

それでは


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