2018年4月30日月曜日

集客の為のヒントは、ご来店されているお客様にある

こんばんは

GW突入ですね~
お疲れ様です。
GWのような連休って、店舗の立地によって
売上が大幅に増える店舗もあれば、
全く売上がなくなってしまう店舗があるかと思います。

チェーン店舗の悲しいしきたり、
それは、大概、年中無休であること。
そもそもチェーン店舗って何だろう?
チェーンとは、
いつでもどこでも、同じ商品・サービスを
受ける事が出来る。という意味で使われています。
もともとは、チェーン=鎖です。
強い結束を表す言葉から発展し、
それが軍隊用語としての解釈として使われる様になります。
同じ目的を達成するための小隊同士の結束を意味する様になります。

仕事の考え方や、理論というのは、
軍隊の組織論からというものがとても多いんです。
でも、なんとなくわかる様な気がします。
軍隊の目的、作戦を成功させるという使命、
それを達成する為の行動や人の使い方など、
軍隊の組織論はチェーンストア理論の根本となっているのです。

ただ、この考えは一昔前の考え方で、
現在は、マーケットの変化に柔軟に対応できる店舗が
強い店舗と位置づけられています。
もちろん、基本のメニューやサービスは当然一緒なのですが、
各店舗ごとに、ちょっとしたサービスや限定のメニューがあったりと、
多種多様化しているのが現状です。

一昔前なら、チェーンとして、
同じ商品・サービスの基準を守ることが、店長の役割で、
それがキッチリ出来る人が優秀な店長でしたが、
今は、自分の店舗周辺のマーケットを分析できて、
そこに対して、何かしらの策が打てる人が、
優秀な店長とされる事が多い様です。

以前の記事でも、散々述べているかと思いますが、
店長になる前の経験の量が、
店長になった時の差になります。
毎日を全く考えずに、単純に仕事を進めるのではなく、
日々、色々なことを観察する目を養うことが、店長になる前にすることです。
観察の結果、どうしたらいいか?考え、
そこに対する策を考え実行する。
これの繰り返しなんです。

GWは、若干客層が変わるかもしれませんが、
売れる時というのは、店舗の客層の凝縮されたものなのです。
明日からでも、自分の店舗のお客様を、
じっくり観察してみてください。そして、出来るなら、
来店してるお客様が、何を求めてご来店しているのか、
やんわりと聞いてみてください。
そこに集客に関するアイデアは転がっているはずです。

それでは

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2018年4月27日金曜日

利益を出すために~売上をつくる①

こんにちは

店舗で勤務していると、
上司から、「売上を上げろ~」なんてよく言われますよね?
この売上を上げるということは、どういうことを意味しているのでしょう?

会社の使命は、
「自らの存続を維持する為に
必要な利益を確保する事」と以前述べているかと思います。
さて、利益の計算式を思い出してみてください。
 利益=売上ー経費 ですよね。
この数式は重要ですから、忘れないでくださいね~
利益を上げるということは、
数式から考えると、
 売上を上げる
 経費を下げる
上記2択しかありません。
ここで、頭に叩き込んで欲しいのは、
「売上を上げるという事は、
利益を上げる為の手法の1つ」という事です。

さて、売上を上げる為に、
実際店舗で働く私たちは何をすれば良いのでしょうか?
売上は客数×客単価なので、
 客数を上げる為の行動
 客単価を上げる為の行動
この2点に絞られます。

まずは客数を上げる方法からです。
客数も数式から考える事が出来ます。
例えば、
新規顧客+リピーターとか男性+女性とかね、
考え出したらキリがありません(笑)
全ての人に受け入れてもらえる事はありません。
まずはターゲットを絞る事からはじめます。
例えば、「女性」をターゲットにしてみましょう。
女性といっても、意味は広いですよね?
全ての女性に対して、受け入れてもらえる事も、ほぼ皆無です。
では年代は?職業は?
そうやって、ターゲットを絞っていくと、
その為の集客方法も考えやすくなってきます。
ターゲットを絞った集客方法の積み重ねが、
結果として、集客につながってきます。

まずは、ターゲットを決めてみましょう。
自店舗の客層はどんな人たちですか?
客層のメインを更に増やす方向にしますか?
新しい客層を取り入れる方向にしますか?
この考え方は、店長の考え方で変化します。
是非、店長と話し合ってみましょう。

ターゲットが決定したら、
後は、そのターゲットを集客する為の方法を考えれば良いのです。
実は、それが一番頭を使うところです。
そして一番難しいところなんです。
方法が決定したら、
 実行に移す。
 効果を集計する。
 改善点を検討する。
 実行に移す…
これの繰り返しです。
いわゆる、PDCAサイクルという考え方です。

店長になる前に、この行動サイクルが身についていると、
相当優秀な店長になる事が出来ます。
当たり前といえば当たり前なんですが、
少なくとも、同期の店長には差がつけらます。
早いうちから、考え方を理解し、行動してみましょう。

客単価アップのための行動は、
また、次回に。

それでは

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2018年4月24日火曜日

シフト優先?人物優先?面接って難しい

こんばんは

4月ももう終盤に突入です。
GWも間近ですね。
恐らくどこの店舗でも、人員不足に悩んでいるかと思います。
4月は学生アルバイトの動きがある月です。
ここで採用できないと…

ところで皆さんは、アルバイトの採用面接ってした事ありますか?
私は、基本的に面接に関しては、自分で行っていました。
そういう店長は結構多いかと思います。

私は20年以上店長職をしているので、
電話での対応で、大体採用の可否が決まっていたりします。
明らかに採用・不採用が決まっているような方の面接は、
副店長に練習させたりしています。もちろん最初は同席します。

面接して採用するにあたって、重要視する事はどんなことでしょう?
 ①人柄・人物像
 ②稼動予定シフト
 ③一緒に仕事したいと思うか?
上記3点くらいでしょうか?
採用業務を実際に行う店長によって、
優先するところは違うでしょうが、
私は断然①を優先して採用業務を行っています。

何故か?
採用後の訓練で苦労したくないからです。
飲食業界はお客様がいて初めて成り立つ仕事です。
いくら人員不足であっても、
週5日で休みもお任せで、
トップ~ラストまで好きに使ってください」ってフリーターが面接に来たとしても、
常識を逸した言葉遣い(面接は基本初対面ですよね)や、
目を見て話せない様な方は、
絶対に採用しません。

人手不足の店舗はシフトがタイトなのは理解していますが、
それよりも、お客様に対してのリスクが高い人は
どんなにいい条件であっても採用してはいけないのです。
私の同僚の店長は、何でもOKで採用する方もいますが、
店舗の在籍数は、あまり変わっておらず、
しかも、モラル的に乱れていたりします。

店舗を構成するメンバーの9割はアルバイトである以上は、
何の採用基準も持たない採用では、店舗作りは出来ません。
人員不足だから、とりあえず採用なんて事は、
私の中ではありえない事なんです。

確かに採用して働いてみないと、わからない事はあるとは思います。
経験の少ない方は、そこに自信を持てないと思います。
なので、私がおススメするのは、
③一緒に働きたいか?働きたくないか?です。
シフトの条件はいいけど、一緒に働きたくないなぁ~って思ったら、
不採用です。これが一番シンプルでわかり易いかな。

私自身は店長なので、優先順位は①~③の順番どおりなんです。
だけど、これから面接業務を経験して、採用・教育を経験する方たちにとっては、
③の方法が、最善だと思います。
誰だって、
自分が面接して採用した人は、
自分が育てたい!!」と思います。
だから、後々後悔しないためにも、
この考えで面接業務を行ってみてください。

面接は自分が店長になった時を想定して行うものです。
自分が店長だったら、
どんな人と働きたいか考える事も忘れない様にしましょう。

それでは

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